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お中元
 いよいよ、お中元の季節。
 お世話になっている方などへ、感謝を表す絶好の機会です。
 この機会を活用して、"親しみの輪"を広げましょう。
お年玉 時 期
 本来は、旧暦の7月15日でした。
 最近は、「暑中御見舞」や「残暑御見舞」などとして贈るようです。
  ・暑中見舞、暑中御見舞い、(目上の人には、暑中御伺い)
    土用の入り(7月19、20日)から立秋(8月7、8日)まで
  ・残暑見舞、残暑御見舞い、(目上の人には、残暑御伺い)
    立秋(8月7、8日)から処暑(8月23日)まで
 立秋も過ぎてしまったら、「残暑見舞い」で良いとされています。

 一度、贈ると、毎年の恒例となりがちです。
 今年だけにしたい場合は、「御礼」または「心ばかり」としましょう。

お年玉 標準的なもの
 本来は、両親や親戚、仲人、会社の上司、お世話になった人など、目上の人へ贈るものです。 よって、お返しはしないものなので、お返しの心配をかけない程度の金額の物を贈りましょう。
 3千円から5千円までが標準的な金額です。
 また、相手の好みが良く分からない場合には、形の残らない食品や日用雑貨品などが無難です。 会社の上司などには、当人向けよりも奥さん向けに品揃えをした方が、効果があるようです。

 ベスト5の上位は、例年、変わっていません。
   1位 ビール
   2位 コーヒー
   3位 産地直送の生鮮食品
   4位 調味料、食用油
   5位 そうめん、冷や麦などの乾麺
 保存のきく「嗜好品」、もらってうれしい「グルメ」、もらって助かる「生活必需品」は、やはり人気です。

 目上の人ですので現金やそれに類するものはタブーとされていましたが、お中元が殺到する人へは、ギフト券や商品券の方が喜ばれるようです。
 最近では、友人、知人、日頃お付き合いしている人に対しても増えています。 また、遠く離れていて、なかなか会うことができない人への、挨拶代わりにも使われています
 いずれにしても、「○○さんからは○○が届く」と心待ちされれば、合格でしょう。

お年玉 贈り方
 本来は、事前に連絡をして、先方宅に訪問して直接お渡しするものです。
 ほとんどが配送する現在、逆に相手に好印象を与える絶好な機会になるでしょう。 時間に余裕があれば、ぜひ行なってみたいものですね。

 配送する場合も、品物を送ったままにしないことです。 品物だけ送り届けるのは失礼ですので、必ず連絡だけはしましょう。
 身内や親しい友人などには、メールや電話、FAXでも良いでしょうが、やはり手紙やハガキの方が、感謝の気持ちが増幅すること間違いなしです。
 他人に内容を見られたくない時や目上の方へは、手紙をおすすめします。
 クール便の場合は、いつ頃届くかを、電話で確実に伝えましょう。
 お世話になっている方への配送は、贈り物に挨拶状を添えるか、手紙かハガキで挨拶状を送るのが礼儀です。
 2〜3日ぐらい前に届くように出しましょう。

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お年玉 由 来
 お中元とは、日本での祖先の霊を供養する盂蘭盆と、中国から伝わってきた道教が融合してできた行事です。 お盆(盂蘭盆)に、親戚や隣近所のご先祖様へ、お供えを贈る「盆供」という習慣となりました。
 その後、両親に食べ物を送るようになりました。
 江戸時代になると、商い先や顧客に贈り物をする「盆礼」が始まります。
 次第に、目上の人やお世話になっている人への贈り物をする"お中元"となり、一般的に広まりました。
 会社の上司などにも送るようになったのは、明治に入って、暑さのため売り上げが落ちるこの時期に、百貨店が大売り出しを行ってからです。
 今では古来の由来より、贈ることそのものが大切にされています。

お年玉 三 元
 古代の中国の道教には三官信仰というのがあり、3人の神が生まれたそれぞれの15日を三元ととして祝う習慣があました。
  ・上元(1月15日)生まれの天官は、福をもたらす天神
    元宵節、元夕と呼び、前後の日に夜祭を行う
  ・中元(7月15日)生まれの地官は、人間の罪を許す慈悲神
    人間贖罪の日であり、一日中火を燃やして祝う。
  ・下元(10月15日)生まれの水官は、水害や火災を防ぐ神
    先祖を祀る行事が、後に災厄から逃れるよう祈る日となる

 日本では、一般的に知られるものとしては「お中元」ですね。
  ・上元は、小正月、女正月の日として残っています。
    小豆粥を食べると、その年の疫病が避けられるいわれる。
  ・中元は、祖先の霊を供養する盂蘭盆と結びつきました。
    今や、人間関係に欠かせない行事の一つになっています。
  ・下元は、収獲祭と結びつきました。
    その後、行事は無くなったようです。

(29年6月15日)

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新婚さんのお中元
 新しい家庭を築いた新婚さんは、2人のご挨拶として、お中元を開始する時でもあります。 ほとんどの人が贈る相手は、お互いの両親と親戚です。 自分の親なら贈らなくても問題ないかも知れませんが、相手の親ならそうはいきません。
 もう1つ忘れてならないのが、仲人と主賓です。
 突然贈って喜ばせる手もありますが、手順を踏むのをお勧めします。 夫婦仲良く、立派な"お中元デビュー"をしてください。
お年玉 まず両親に、今までのやり方を聞く
 各家ごとに、昔から続けられている風習や考え方があります。
 それぞれの両親に聞いて、今までのやり方を確認しましょう。 些細なトラブルが、解消できなくなることもあるので、よく聞きましょう。
 全体的な話しの中から、両親が希望する品物も聞き出しましょう。
 そもそも、お中元の始まりは、親への感謝でした。
 夫は妻の両親に、妻は夫の両親に対して「感謝の気持ち」を伝えれば、うまくいきます。
 最初に確認しておく大事なことです。 誕生日、父の日、母の日などにも使えますし、良好な関係を維持するためにも必要なことです。

 親戚への対応は、それぞれの両親に確認しましょう。
 お中元をやり始めるのは簡単ですが、辞めるのは大変です。
 面倒くさがらず良く聞いて、相手をじっくり決めましょう。

 お互いの兄弟については、夫は夫の兄弟に、妻は妻の方で聞いた方がスムーズでしょう。 その中で、お中元の要・不要から、希望する商品まで聞きましょう。
 これから生涯お付き合いする人たちです。
 夫婦で、2人の方針を一致させておくことが大切です。

お年玉 結婚式関係
 結婚式の仲人には、忘れないで贈りましょう。
 式から3年間は、お中元とお歳暮を贈るものとされています。
 仲人に対しての差出人は、夫婦二人の連名で贈ります。

 主賓の方は、2人が良く知っていて親しければ連名もありますが、夫の名前が一般的なようです。
 お中元などを禁止している会社の上司であっても、贈りましょう。 結婚式の主賓に来てもらったことへの御礼ですから、贈る理由を伝えれば差し支えありません。

お年玉 お世話になっている人、友人関係
 お付き合いの度合いによって、決めましょう。 贈るのは簡単ですが辞めるのは大変ということも、頭に入れておきましょう。

お年玉 手 配
 仲人と主賓には5,000円前後、その他の方には3,000円〜5,000円くらいが相場です。新婚ですから、無理をして高価なものを贈る必要はありません。
 高価すぎる品物は、もらった相手も戸惑います。
 要は、「感謝の気持ち」を贈るのが大切なのです。

 相手の好みが分からなければ、使って消えてしまうものが無難です。
 飲み物(ビール、コーヒー)、食べ物(産地直送の生鮮食品)、日用品(調味料、洗剤・石けん)などです。
 手配をした後には、近況報告を書き添えたハガキで、事前にお知らせします。 気心知れた相手なら、電話やメールでも良いでしょう。

 いずれにしても、毎年この季節に心待ちされれば、大成功です。

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お年玉 お返し
 一般的に、お中元は相手の感謝の気持ちですから、「お返しはしなくても良い」とされています。
 しかし、新婚さんは別です。
 すべての人が、目上の方と考えられます。
 本来なら、新婚さん側から先に送るべき相手のはずです。
 御礼の連絡と同時に、同額の品物を贈りましょう。

お年玉 忘れてはならない"相方"へ
 「お中元」は大好きな人へのパーソナルなプレゼントです。
 お互いの"相方"にも、忘れないようにしましょう。
 最も身近で、最も大切な人へ、お互いの気持ちを伝えるチャンスでもあります。
 夫婦愛を深めるお中元も、ぜひどうぞ。

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お歳暮
 1年の間で最大の贈り物イベント「お歳暮」を贈りましょう。
 日ごろ贈り物に無頓着の人でも、100%近い人が利用している定着した慣習でもあります。
 両親、義父母、仲人、親類、会社の上司などは当然ですが、仲のいい友人や同僚、お世話になった身近な人に感謝の気持ちを伝える機会として、お歳暮を活用して、より良い関係を築きましょう。

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お年玉 ≪ 歴 史 ≫
 元々、分家や嫁いだ人が本家や親元に出向き、新年に先祖の霊を迎えるための供物を持って行く「歳暮の礼」という行事でした。
 中国から入ってきた「上元、中元、下元」が、日本古来の祖先の霊を供養する行事として定着したのが「お歳暮」「お中元」の原型です。
 やがて、両親への贈りものという習慣になっていきました。
 江戸時代に入り、掛け売りの決裁を盆と暮れに行う習わしと相まって、お世話になった人への贈りものとして、盛んにおこなわれるようになりました。 暮れの20日ごろから30日までに持参するものを、お歳暮といっていたようです。
 その後、日ごろお世話になっている人に対して、感謝の気持ちを込めて年末に贈る行事となっています。

お年玉 ≪ 時 期 ≫
 正月祝いの準備を始める「事始め」の12月13日から25日ごろまでに送るのが一般的です。 年々早くなっており、11月中旬に送るのも珍しくないようです。 12月31日まで良いとされていますが、20日までには届けるようにしましょう。
 年が明けて正月の松の内なら、「お年賀」として贈ります。
 松の内に間に合わなかったら、2月4日の立春までに、「寒中お見舞い」とします。

お年玉 ≪ 金 額 ≫
 平均的な金額は、4,000円〜5,000円です。
 お中元より少し高めで、お中元の2、3割増が目安です。
  ・特別に世話になっている人には、5,000円〜10,000円程度
  ・仲人やお世話になっている上司には、5,000円前後
  ・親戚、知人には3,000〜4,000円程度
 でも、あまり金額にとらわれる必要はありません。
 逆に、あまり高価なものを贈りすぎて、受け取る側の負担になるのは考えものです。
 要は気持で、贈らないより贈ることです。

 お年玉 ≪ 品 物 ≫
 新しい年を迎えるのに必要な物を贈ります。
 基本的には、相手が喜んでいただける品物です。
 好みが分からない相手には、人気ベスト商品が無難です。
 上位は、例年あまり変わりはありません。
 王冠2 ビール、ウィスキー、コーヒー、ジュース
    最近は、日本酒、焼酎も多いようです。
    アルコールの好きな方には定番です。
    飲まない方には、コーヒーやジュース類が人気です。
 王冠2 ハム・ソーセージの詰め合わせ
    育ち盛りの子どもがいる家には最適です。
    クール便の発達により、魚介類や牛肉なども増えました。
 王冠2 洗剤、調味料
    どの家庭でも必要な物なので無難です。
    通常よりもチョット高級のものを選びましょう。
 王冠2 お好きな品が選べるカタログギフト
    最近では利用が増えており、旬の味わい物や全国のグルメ品
   を選べるものが人気です。
    たくさんの方からいただく相手には、良いようです。
王冠2 クッキーやフルーツゼリー
    素材を厳選したものや、食物繊維など健康を意識したものが
   喜ばれています。

お年玉 ≪ マ ナ ー ≫  → 【文例】
 この1年間にお世話になったお宅に訪問して、感謝の御礼を述べる際に持参した贈り物を「歳暮」と呼んでいました。
 現代では、贈り物をする習慣そのものを示し、百貨店などから直送することがほとんどとなっています。
 挨拶状を同封するか、荷物が届くころに、別にハガキを出しておきましょう。 内容は、さらりと書くのが基本です。
 特に生鮮食料品などを送る場合は、知らせる意味でも、品物を着く前に挨拶状が着くように出しましょう。
 世話になっている人への"お礼"であって、"お祝い"ではありませんので、お返しの必要はありません。 目下の人から目上の人に贈るのが一般的なので、お返しはしないのが普通です。
 友人などの場合は、人間関係をより良くするために、同程度の物をお返ししましょう。
 お返しはしなくとも、ていねいに書いた礼状は出します。
 単に贈られた品物に対してだけではなく、相手の心遣いに対する感謝を忘れないようにしましょう。
 友人や目下の人には電話やメールでも良いとされています。



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(28年11月30日)

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